珈琲聖杯への道 《ふたつの扉》

     

──香り立つ霧の森の奥、迷えるあなたの前に現れるのは、“ふたつの扉”…。

それはただの選択ではない。
あなたの“味覚”と“本能”が静かに問われているのだ。

「わが聖なる味を定むるに、たったふたつ?!」と侮るなかれ。
古より、熟練の焙煎士たちは、珈琲の真髄をこの二つの問いに見出してきたという。

この扉を選び進めば──
あなたの好みが導く「味覚の傾向」と「秘めた性格」が、ひとつの“タイプ”として姿を現すだろう。

導き出されるタイプは、全部で六つ。
それぞれにふさわしい、あなたの“聖杯”──つまり、特別な一杯となるであろう珈琲を2つずつ紹介しよう。
そう、最後の選択は、あなたのその手に委ねられるのだ。

迷いながらも進んだその先に、
あなた自身もまだ知らぬ、新しい“味”との出会いが待っている。

さあ、珈琲という名の小さな冒険のために、最初の扉を、いま開けよう──。

Q1. 貴殿にとって最も大切な珈琲の香味はどれか?