――こんにちは。豆屋の女房でござりまする。
9月25日(金) 収穫の月 廿伍日 香気の日
木の幹を伝う蔦の葉に、わずかな赤みが差し始める頃です。
高原に現れた秋の兆しを見守りながら、本日も静かに整えてまいります。
珈琲占星術師の書板
⭐9月25日(金)の星読み=珈琲暦 収穫の月 廿伍日 香気の日
《木の実を運ぶ風》
林を抜ける風に、乾いた葉や土の香りが少しずつ混じり始めるとき
目には見えぬ香りほど、季節の歩みを早く知らせるもの。
今日は遠くばかりを眺めず、身近なところに届いた小さな変化を受け取るとよい。
本日、星の導く豆は――
ペルー カハマルカ*聖なる森の静寂を映せし香味
豊かな果実の気配が、深まりゆく季節の中にまだ残る明るさを、風の便りのように運んでくれるであろう。
焙煎に妥協なし!
──香り立つ一杯は、火と語らいし焙煎士の叡智から生まれしもの
我、ひと釜ごとに精霊のごとく豆と対話し、温度の律を読み、香味の兆しを見極めん。
それは、ただの焙煎にあらず、貴殿だけの味を紡ぐ“魔法”のような所作。人はこれを誂え焙煎(またの名をオーダー焙煎)の術という。 大きな魔導炉に任せて生み出される千の同じ味とは一線を画し、焙煎士が火の精と語らいながら、豆ひと粒ずつに魔法をかけるかのように生み出す“貴殿のための唯一の香りと味”なり。
さあ、貴殿の杯に注がれるその一滴から、味の冒険を始めよう! 珈琲の世界を旅する「珈琲叙事詩」、選択の扉を進む「体験:珈琲聖杯への道」など、この世界を楽しむ仕掛けも随所に。ごゆるりと、お楽しみあれ。
※ 初めてのお客人のためのご案内「おひさま堂 秘伝の書 ― 美味しき珈琲豆が生まれる三つの理由」も、ご注文の方法等を含め、必ずや貴殿の探求を照らす灯火となるだろう。
五大産地 ― 珈琲大陸の物語
珈琲の世界は五つの大地から紡がれる――それぞれが固有の香りと気質を宿し、貴殿の旅路を導く。 さあ、気になる大地の扉を開きたまえ。 香りと味を誇りに刻む豆たちが、貴殿に語りかけている──『我こそが、次なる一杯にふさわしき者』と。
※ どの産地が好みか迷いし時は「 珈琲叙事詩 旅路の章」が良き道標となろう。
香味の羅針盤─珈琲の旅路に道標を!
迷いの森に足を踏み入れし者よ──いま、香りが道を照らす。
「どの珈琲を選べばよいのか」と戸惑うその時、眼前にあらわれし「ふたつの道」。
「聖杯への試練」か、「時を刻む物語」か── ふたつの道が、貴殿の感覚を呼び覚ます。
さあ、楽しみながら、自らの“好み”を知る旅へ出よう。必ずや、運命の一杯が見つかることであろう。
珈琲叙事詩―読んで旅する珈琲の世界
🪧 王立ギルドの文書館より《おひさま堂秘密の年代記》のご案内
「おひさま堂の成り立ちが知りたい御仁は、秘密の年代記をご覧あれ」
どうやら、あの珈琲屋にも裏物語があるらしい……。
勇者とその女房が歩んだ豆と笑いと波乱の冒険譚。剣も魔法も登場せぬが、なぜか笑いだけはそこかしこから顔を出す……?!






