――こんにちは。豆屋の女房でござりまする。
5月22日(金) 滴りの月弐重弐日 香気の日
霧が斜面をゆっくり上がっていくのを、デッキから見ておりました。
見慣れた景色も少し遠い土地のようで、豆屋の朝も静かに始まっております。
珈琲占星術師の書板 5月22日(金)星読み=珈琲暦・滴りの月弐重弐日 香気の日
《足音の重なり》
自らの歩みだけでなく、遠く誰かの足音も聞こえてくる日
交わりはまだ淡いが、流れは少しずつ、確かに繋がり始めている。
本日、星々の導き示す豆は――「
キリマンジェロ・スノートップ*天空の城の焙煎
」
凛とした酸味が、閉じかけた感覚を目覚めさせ、新たな気配に耳を澄ませるであろう。
焙煎に妥協なし!
──香り立つ一杯は、火と語らいし焙煎士の叡智から生まれしもの
我、ひと釜ごとに精霊のごとく豆と対話し、温度の律を読み、香味の兆しを見極めん。
それは、ただの焙煎にあらず、貴殿だけの味を紡ぐ“魔法”のような所作。人はこれを誂え焙煎(またの名をオーダー焙煎)の術という。 大きな魔導炉に任せて生み出される千の同じ味とは一線を画し、焙煎士が火の精と語らいながら、豆ひと粒ずつに魔法をかけるかのように生み出す“貴殿のための唯一の香りと味”なり。
さあ、貴殿の杯に注がれるその一滴から、味の冒険を始めよう! 珈琲の世界を旅する「珈琲叙事詩」、選択の扉を進む「体験:珈琲聖杯への道」など、この世界を楽しむ仕掛けも随所に。ごゆるりと、お楽しみあれ。
※ 初めてのお客人のためのご案内「おひさま堂 秘伝の書 ― 美味しき珈琲豆が生まれる三つの理由」も、ご注文の方法等を含め、必ずや貴殿の探求を照らす灯火となるだろう。
五大産地 ― 珈琲大陸の物語
珈琲の世界は五つの大地から紡がれる――それぞれが固有の香りと気質を宿し、貴殿の旅路を導く。 さあ、気になる大地の扉を開きたまえ。 香りと味を誇りに刻む豆たちが、貴殿に語りかけている──『我こそが、次なる一杯にふさわしき者』と。
※ どの産地が好みか迷いし時は「 珈琲叙事詩 旅路の章」が良き道標となろう。
香味の羅針盤─珈琲の旅路に道標を!
迷いの森に足を踏み入れし者よ──いま、香りが道を照らす。
「どの珈琲を選べばよいのか」と戸惑うその時、眼前にあらわれし「ふたつの道」。
「聖杯への試練」か、「時を刻む物語」か── ふたつの道が、貴殿の感覚を呼び覚ます。
さあ、楽しみながら、自らの“好み”を知る旅へ出よう。必ずや、運命の一杯が見つかることであろう。
珈琲叙事詩―読んで旅する珈琲の世界
🪧 王立ギルドの文書館より《おひさま堂秘密の年代記》のご案内
「おひさま堂の成り立ちが知りたい御仁は、秘密の年代記をご覧あれ」
どうやら、あの珈琲屋にも裏物語があるらしい……。
勇者とその女房が歩んだ豆と笑いと波乱の冒険譚。剣も魔法も登場せぬが、なぜか笑いだけはそこかしこから顔を出す……?!






