いたずら九尾(ブレンド珈琲)誕生秘話

いたずら九尾(ブレンド珈琲)誕生秘話
那須高原には九つの尾を持っている九尾狐の伝説があります。

平安の昔、帝(みかど)の愛する妃に「玉藻の前」という美人がいたが、これは天竺(インド)、唐(中国)から飛来してきた九尾の狐の化身でした。帝は日に日に衰弱し床に伏せるようになり、やがて、陰陽師の阿倍泰成がこれを見破り、上総介広常と三浦介義純が狐を追いつめ退治したところ、狐は巨大な石に化身し毒気をふりまき、ここを通る人や家畜、鳥や獣に被害を及ぼしました。やがて、源翁和尚が一喝すると石は三つに割れて飛び散り、一つがここに残ったと言われています。その石が「殺生石」と伝えられています。 (那須町ホームページより)

この伝説の九尾狐をゆるキャラにしたのが、那須町観光大使の「いたずらきゅーびー」くんです。



このきゅーびーくんをモチーフにしたいろいろなグッツがあります。

おひさま堂では五大産地の厳選された珈琲豆を現在25種類販売しています。
そこで、その中から九つの豆をブレンド【 九ビーンズブレンド】しておいしい珈琲が造れないかとひらめいた(おやじギャクではありません)のです。

ここまでは良かったのですが、・・・・
おひさま堂では生豆を事前にブレンドして焙煎する為、すべての豆が同じ条件の焙煎状態で出来上がります。
(ブレンド珈琲はふつう焙煎した豆を3種類くらいブレンドします)

また、この条件で五大産地から少なくとも一つの生豆を選んで合計九種類

豆選びからブレンドする量などを考えると星の数ほどの組み合わせになることを気付いていなかったのです。

まずは豆を選んで焙煎してみました。
テイスティングは豆を焙煎した日の翌日とその翌日の二日間

ファーストトライは雑味が残り”ボツ”
その後も、
コクがなくて”ボツ”
二日目の味が鋭すぎて”ボツ”
・・・・・・・( ;∀;)

この作業を繰り返し何度もブレンドとテイスティングを重ねてほぼ一か月。
やっと納得のいく味に出会えたのです。

ここで秘密を
アフリカエリアから   2種類
アジアエリアから    1種類
カリブ海エリアから   1種類
中米エリアから     2種類
南米エリアから     3種類

豆の銘柄とブレンド量は企業 ひ・み・つ♡♡

おかげさまで当店人気No.1の珈琲が出来上がりました。



これが涙なしでは語れない「いたずら九尾(ブレンド珈琲)」誕生秘話でした。