ダウルフス*月夜に香る潮風の焙煎
販売価格: 2,100円(税込)
商品サイズ(ご利用可能な配送方法判定用): 25cm
商品詳細
🌛月と潮が揺らす、静夜の香り🌜
太平洋の夜を思わせる静かな香りと、やわらかなコクを持つダウルフス。
黒蜜や熟した果実のような深みが、潮騒の余韻とともに広がります。
南の島の夜に淹れる“月光の珈琲”をお楽しみください。
《 香味の紋章録 》
◉ 名称:ダウルフス
◉ 紋章:黎明の雨香(Aroma of the Dawn Crest)
◉ 出自:東ティモール・エルメラ県の高地。雲海に抱かれし山間農園「ルトララ ウォッシングステーション」
◉ 香味:夜明けを待つ原野に、淡く降り注ぐ月光。霧のようにやわらかな香りが、潮騒とともに静かに広がる。東ティモールの澄んだ空気が生む、透明なコクと穏やかな酸味。熟した果実と花の蜜が寄り添うように香り、まるで夜の海に浮かぶ月のように、やさしく心を照らす。
テイスティアの円環
ダウルフス ひと目でわかる味わいチャート
🕰️ 杯を掲げる刻
■この珈琲杯が最も輝く瞬間を伝えん
「単独野営(ソロキャンプともいう)にはかかせない。
大地の恵みを宿した滋味が、飲む者の心を温め、静謐なる長き夜を支える。
🔥 焙煎士おまかせ時の焙煎度
ほんの少し深めのシティロースト(中煎り)
蒼き海と緑の大地に抱かれし"島の精霊豆"。ほんの少し深めのシティローストにて焙じれば、ハーブを思わせる清らかな香りと、柔らかく広がる甘みが調和し、澄み渡る調べとなる。浅ければ酸が鋭く、深ければ島の清らかさが霞む。ゆえに中煎り寄りの焔こそ、太平洋の息吹を最も鮮やかに映し出す。 ☑️ 焙煎について詳しく学ぶ🫘 次なる豆の旅へ…
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🍡 至福の口伝
■古来より伝わる飲み方から昨今の小技まで。杯をより深く楽しむための秘訣を分かち合わん!
ダウルフスの穏やかな甘香には、黒蜜を忍ばせた焼き菓子や木の実のタルトがよく響く。
朝の静謐にひとしずくのミルクを落とせば、賢者の心も安らぐ。
☕ドリップバッグ形態への錬成
貴殿の選びし豆に、携行の魔術を施すことが可能なり。
――旅の供にふさわしきドリップバッグ形態へと錬成いたしまする。
200gの焙煎豆からは、17包の携行用ドリップバッグが誕生します。
野営の朝にも、遠征の夜にも、封を開けば香り立つ一杯をすぐに召喚できる――まさに珈琲好きの神器。
詳しくは、以下の巻を参照くだされ:
→ 『ドリップバッグ錬成(200g焙煎豆 一袋分)』の書
🟢 生豆(焙煎なし)をお選びの方へ:焙煎の心得
【焙煎難易度と火の入りについて】
豆は、その硬さによって火の入りが変わります。
■ストリクトリーハードビーン=熱の吸収が遅く、風味のピーク幅が狭い(難易度高い)
■ハードビーン=高火力でも内部まで火が通りやすい(難易度低め)
■ソフトビーン=火が入りやすいので熱量調整が必要(難易度高め)
ダウルフスは、ストリクトリーハードビーンです。
【焙煎度による仕上がりの傾向】
浅煎り:香味が明るく、豆の個性が際立つ
中煎り:甘みと酸のバランスが優れている
深煎り:コクと苦味が増し、飲みやすい
- 第一話:《時間と火の交錯点》─焙煎記録の魔導解読術─
- 第二話:《焙煎五度階梯の秘儀》─香味の錬成、五段階の焙火儀式─
- 第三話:《小焙煎炉の魔導書》─家庭用焙煎器での火入れ指南
- 第四話:焙煎の秘儀書:浅煎りと深煎り、火加減の魔術
- 第五話:焙煎士の選定録《この豆に、この火を!》
【保存のポイント】
生豆は焙煎豆より劣化しにくいですが、湿気と高温に弱いです。密閉容器・高温多湿を避けた保管で1〜3ヶ月ほど品質が保たれます。
保存については「珈琲叙事詩 封印の章」の以下のページにて解説の「焙煎豆保存法」に準じていただければ安心と存じまする。